FC2ブログ

顔が赤くなるのはなぜだ?

小説を載せます。
昔投降したことがあるものですが少し手を加えてみました。
気づいたことがいくつか。
まず一つ。
昔の俺は改行が下手。
見ていて気持ち悪くなるぐらいひどかった。
二つ目。というか一番すごいこと。
なんでこんなアマ甘が書けるんだ?
・・・うん、もう本当にすごかった。
んで取り扱う作品がヤングガンガンに載ってる作品で少しだけ、少しだけマイナーなので作品紹介とキャラの説明を。
WORKING!!
北海道にあるファミリーレストラン、ワグナリア。
そこで起こる様々な出来事を様々な店員が面白おかしく解決?していく四コマ漫画。
キャラ紹介
相馬 博臣
外見はまごうことなき好青年。でも敵にすると終わる。味方にすると周囲の視線が鋭く痛い。
今回の主役。
山田 葵
ワグナリアの屋根裏に住む謎多き前髪ぱっつん少女。この髪形が俺はすごい好き。
今回のもうひとりの主役。
轟 八千代
帯刀フロアチーフ。愛する人を守るために今日もパフェを作ります。
でも出番は今回なし。
白藤 杏子
ワグナリアをまとめあげなくてはならない店長?のはず。いっつも何か食っている。元ヤン。
でも出番は(ry
種島ぽぷら
高校生、名前は作者の意地悪としか言えない身長。んで巨乳。いじりやすい。
でも(ry
ぶっちゃけ最初の二人以外まったく出てきません。
若干甘めですかね。
題名は・・・・どうしよう決めてなかった。
ええと・・・じゃあこれで
「同じ時間に決めたそれぞれの思い」

「暇だなぁ」
ガランとした店内を見て相馬は呟いた。
種島さんでもいればいい暇潰しになるのに、などと本人が聞いたら怒りそうな事を考えながらキッチンをぶらぶらしている。
いつもいる店長はといえば、客がいないのをいいことに休憩室に篭り八千代さんにデザートを運ばせている。相馬にその中に入れる度胸は無い。
佐藤君もまだ来ていないので話す相手もいなくやはりキッチンにいるようかと考えていると、フロアに誰もいないことに気づいた。
八千代さんが休憩室にいるということは誰か代わりがいるはずだ。シフト表で確かめようとした時
「相馬さん」
すぐ後ろで声がした。
ゆっくりと後ろを向くと相馬より少し背の低い山田の顔が相馬を見上げている。
思い出した。彼女がもう一人のフロアスタッフだ。
「い、いつからいたの?山田さん。」
「はい、暇だなぁって言っていた所からずっと」
恥ずかしさで顔が赤くなるのがハッキリと相馬には分かった。
少し気まずいが声をかけたということは何か用事があるということだ。
用事?と聞けば
「あの、おなかがへったから何か作ってもらえますか?」
そうかもう時計は2時を回っている。
いまは全く客がいないが、昼頃にはちらほらと客がおり、相馬もそちらの対応に追われていたので相馬も今になって空腹を感じ始めた。
「そうだね。じゃあ俺も一緒に食べてもいい?」
「いいですよ。じゃあ私は納豆オムレツをお願いします。」
「それはメニューにないなぁ。」
そういうと山田は不機嫌そうにじゃあオムライスをお願いします、といってフロアの方に行ってしまった。
嫌われたかな・・・でも無い物はしょうがない、そう考えて料理を作ろうとした時、フロアにいこうとしていた山田がまたキッチンにやってきた。
「どうかしたの山田さん?何か忘れ物?」
そういうと山田は少し気まずそうに
「いえ、卓を使うとそれを片付けるのが面倒なので、それなら洗い場の近いキッチンで食べようと思ったんですが。」
山田の考えに全面的に賛成の相馬は快く承諾しキッチンにある作業台に山田を座らせた。
「じゃあちょっと待っていてね。頑張って美味しいのを作るから」
「はい、山田はここで大人しく待ってます。」
と、普段の行動からは到底考えられない大人しい言葉が相馬の耳に聞こえた。
この言葉を鵜呑みにするほど相馬は馬鹿ではないが料理を作っていればもう構ってはいられない。何事も無いように祈るだけだ。



相馬が料理を作り始めてから5分ほどが過ぎた。ワグナリアには今相馬が料理を作っている音だけが響いている。
山田もさっきの言葉通り静かに作業台に座っているので作業も順調に進み、出来上がるまであと五分ぐらいだ。
だが相馬は料理を作り始めてから一つの葛藤と闘っていた。変な感じの類ではないのだがそれはずっと相馬にだけ続いている。
(どうして山田さんは俺をずっと見ているんだ?)
相馬は山田の視線を感じていた。
正確には相馬は料理を作り始めてから山田の方を一度も見てはいない。
それでも視線の主が分かるのは相馬を追う視線を山田のいる辺りから感じるからだ。
こんなことなら横着はだめだよ。と言ってフロアに行かせるんだったと相馬は後悔した。
料理が出来ても相馬は振り向くのが怖かった。
だが手に持っているオムライスとハンバーグ定食からは良い匂いが漂ってくる。
覚悟を決めて勢い良く振り返った。
相馬は顔が赤くなった。
振り返った先にはやはり山田がこちらを見つめている。だがその見つめ方が問題だった。山田は可愛らしく両手で頬杖を付いて少し笑ってこちらを見つめていた。
あまり見せない可愛らしい表情に手に持っている料理を落としそうになった。
「そ、そんなに見つめられると困るんだけど・・・」
 そんな相馬の言葉など無視して山田はこちらを見続けている。
仕方なく相馬はその愛らしい目を巧みに避けながら山田の前にオムライスを乗せた皿を置いた。
オムライスからは出来立てのいい匂いが漂ってきたのだろう。その匂いに誘われ目線はじょじょに下に落とされ目の前にあるオムライスが山田の目に映る。
それを見てやっと山田は我に返った。
「わあ、おいしそう。早速食べましょう。ほら相馬さんも座って。」
さっきの行動の事などなかったかのように普通の山田に一瞬で戻り、立ち尽くした相馬に座るようにいった。相馬は少しぎこちない動きで山田と向かい合う位置の椅子に腰を下ろした。
相馬が座ると同時に山田は子どものように手を合わせて高らかに
「いただきます」
と、いって食事を取り始めた。
 この向かいに座っているのは本当に年頃の女の子かと疑いたくなるような幼い行動に相馬は少し苦笑した。
そうだ、これ位幼い方が山田さんらしくていいや、と勝手に自分の中で意味も分からぬ自己解決をして食事を取り始めた。



山田といっしょに食事をしていて相馬には二つ気づいたことがあった。一つは山田のスプーンの持ち方がとても独特だという事だ。
山田のそれは持つというよりも握っているという言葉が相応しい。
さながらテニスラケットを握っているようだ。
二つ目は、これは相馬には許せないことなのだが、食べ方が汚い。
スプーンの持ち方がひどいからこぼして当然といっては当然なのだが、それにしてもひどい物だ。
他愛も無い世間話をしながら食事をしていたのだが、話しながら食うことによって注意力は相馬を見る方に行ってしまい、ポロポロとチキンライスをこぼしている。
それだけでなく口の周りにもチキンライスが無数に付いている。
食事が終わる頃になって相馬の我慢は限界に近づいていた。
元々しっかりした性格の相馬にこの行動を無視することができるはずもない。
何度目かわからないが山田がまたチキンライスをこぼした。
 相馬はおもむろに立ち上がり山田に背を向けて洗い場に向かった。いきなりの行動に山田はびっくりして食事を止めその行動を見守っていたが、相馬が振り返って手に持っていたのは布巾だった。
皿を拭くためのものだから清潔その物だ。
それを何に使うのかは山田にはまだ分かっていない。相馬はそっと山田の横に立ち作業台に目を落とした。いつもの光沢などそこには無く、随分と散らかっている。もう一度山田に目を戻し、
「いいかな?」
と、右手の布巾をかざしながら控えめに山田に言った。
相馬と一緒に見て山田も作業台の様子がやっと分かったのだろう、恥ずかしさに少し顔を赤くしながらお願いします、と相馬を見上げて言った。
 その言葉が来るのが分かっていたのだろう。相馬は微笑して動き出した。
 山田はその布巾は作業台に行くと思っていた。が相馬は空いている左手で山田の後頭部を押さえはじめた。予想していない行動に一瞬で山田の体は硬直し、相馬の行動を見守っている。
 山田の口の周りに冷たい布の感触が伝わってきた。相馬が山田の口の周りを布巾で拭いているのだ。それに気づいた山田はこの子ども相手にやるような行動に手をジタバタさせて抵抗した。
「ほらほら、じっとして」
相馬は子どもに諭すように優しく言い、暴れる山田をなだめた。
口周りの掃除が終わり、相馬は次に作業台の掃除に取り掛かった。そんな相馬を横目に山田は口元に手を当てた。
清潔になりとても気持ちいい。そんな事を思っている内に相馬はさっさと掃除を済ませ、また食事に勤しんだ。
「あの・・・すいませんでした。相馬さん。」
「別にいいよ。気にしないで、ね」
なんでもないように相馬は黙々と箸を進める。そんな相馬とは逆に山田は食事に手を着けられなかった。
相馬は手のかかる子供の様だと山田を認識した。
そんな風に見ていればいつも山田さんの失敗も可愛く見える。
明日からそう見ていこう。明日からが面白くなりそうだ。



食事が終わり二人の食器を持って山田は洗い場に向かった。
作るのがコックの仕事なら片付けはフロアの仕事である。
まだ興奮も冷めやまず、顔を赤くしながら食器を洗っている。
皿を洗いながら山田も変な事を考えていた。
「そうしよう、決めた。やっぱりそうしよう。」
流れる水の音で消えてしまうぐらいの小声で山田はそう宣言した。
こんな考えに到るまでは相馬の料理作りをずっと見ていたところまでさかのぼる。
料理を作っているところがいつも見ていた相馬とは全く違い見とれていたのだ。
その時からどうしようか悩んでいたが、顔を拭かれて山田は決めた。相馬さんをお兄さんと呼ぼう。もう決めた。呼ばれたら勢い良く返事をしてお兄さんと呼ぼう。
いまからたのしみだなぁ。
「おーい山田さん。こっちにきてー」
相馬が少し遠くから山田を呼んだ。

ああ恥ずかしい!
しっかりした小説はこれが初めて。
いわば処女作です。
見てくださった方ありがとうございました。
これで興味を持って漫画買った人がいた日には私泣いちゃいます!
がんばって書いてみるかな。
でもたぶんあてにならない。
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する