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力及ばないなぁ・・・

構成時間5分。創作時間1時間。
詩ができました。なぜこんなにかけたのかわからないぐらいに・・・
描いた本人が読むとうるっとくるんでいい出来かと。
では、どうぞ!
手を伸ばしてくれた
優しい笑顔で、自分のことを信じきって
自分は人を傷つけるつもりなどない
触れたものを傷付ける力などいらない
それでも力は発動する
意思に反して
涙を流しても止まりはしない
だから逃げた
遠くに
暗い場所に
それでも人はきた
自分の力を恐れながらも自分を利用しようと
その人達は言葉巧みに自分を動かそうとする
でも動かない
動くわけがない
自分は心すら読める
自分のことを物のように見ているのに動かされるバカはいない
使えないとみるや自分に暴言を吐いていく
涙が出た
優しさがほしかった
こんな力を持っていても自分は温もりを望んでいた
そんなとき
一人の青年が来た
心をのぞいてみて驚愕した
彼は迷い込んでいただけだった
それでも自分のことは知っていた
驚いた こんな子供だったのか
彼はそう言った
こんなところにいて寂しくはないのか
寂しいに決まってる
でも自分にはここしかない
なら俺のところに来い
そういって彼は手を伸ばした
驚いた
自分の力を知りながら傷つくのを恐れていない
自分は手を伸ばしてしまった
傷つくはずの彼の身体はそのままだった
手が触れ合った
はじめてに近いぐらいの人のぬくもり
目から何かが流れていた
それは涙ではない
涙は悲しい時に流れるものだから
温かいそれが嬉しくて流しているのに自分は気づくことが出来ない
微笑みながら彼はそのまま自分を抱きしめてくれた
自分にこんなことをしてくれた人はいない
だから泣いた
力いっぱい
彼に抱きしめられて
自分も負けないぐらい抱きしめ返して泣いた
はじめての嬉し泣きだった
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